令和2年度日本語教育能力検定試験の申込み時期延期に関して
日本語教育能力検定試験の申込み時期(6/22〜)が延期という発表がされました。
6月下旬にまた詳細が発表されます。
JLPTと同様に受験料を支払って、あとで試験中止の判断をされる可能性もあるようですね。
令和2年度 日本語教育能力検定試験の開催について
実際にコロナ禍で試験を実施していいのだろうか。
【去年受験した私の個人的な考え】
受験者数の増加もあり試験会場の教室は正に3密であり、トイレも非常に混雑しています。
試験1は90分、試験3は120分と長いので、長時間密状態になることが考えられます。
【JLPTと日本語教育能力検定試験の違い】
ここから2020年7月の試験が中止になったJLPT(日本語能力試験)との違いについて3点話していきます。
1 試験回数
2 受験申し込み方法
3 受験料
1 試験回数
日本語能力試験 毎年7月、12月 年2回
日本語教育能力検定試験 毎年10 月 年1回
日本語教育能力検定試験は年に1回しかありません。
もし今年度実施されないと、1年後の受験となってしまいます。
今年受験を考えている方にとっては、避けたい事態であると思われます。
2 受験申し込み方法
日本語能力試験 2020年から 国内はインターネット出願のみ
日本語教育能力検定試験 願書で申し込み
JLPTは今年からインターネット申込みのみとなったので、受験料の支払いのみです。
日本語教育能力検定試験は願書を購入し、写真を用意して、受験料を支払って出願します。
JLPTより日本語教育能力検定試験の方が受験申し込みに手間がかかります。
運営側も同様のことが言えます。
受験者の情報収集、受験会場の割当など事務作業が多くなっていると思われます。
日本語教育能力検定試験の申し込みも、いずれオンラインでできるようになると思います。
3 受験料
日本語能力試験 5500円
日本語教育能力検定試験 10800円(予定)+願書代400円+税
約2倍の受験料ですね。
JLPTと比べると高いですが、試験の内容が多岐にわたるので、この価格になるのは仕方がないかと思います。
とは言え1度、2度受験して不合格になると、2万円の出費なので、やはり1発合格を目指していきたいところです。
もしJLPTと同様に受験料を支払って、キャンセルとなれば願書代も戻ってくるのか気になるところです。
【今年度の受験開催に向けて】
アイデアをいくつか考えてみました。(※個人的な見解に過ぎません)
・試験問題を2つ作成し、試験日を2回に分ける
・マスクをしていない方は入場不可
・教室入室時、アルコール消毒必須
・教室のドア、通路側の窓の開放
・更なる試験会場の確保、教室の確保
今年の受験を目指して勉強している方々のことを思うと、
知恵を絞り対策を立て実施の方向で話が進めばいいなと思っています。
ただしもし開催されるとしても持病をお持ちの方であれば、
受験をよく考える必要があると思います。
中止にするのは簡単ですが、この試験の合格が日本語教師になる1つの方法であるので、
今後の実施の可否に関して、十分に検討していただきたいです。
受験者の皆様は、このまま勉強を続けることは日本語教師になる上で必ずプラスになるので、
このまま続けていただければと思います。
私もYOUTUBEチャンネルで引き続き試験に関する動画をアップしていきます。
よろしくお願いします。
めがね先生