【2015-2019年 日本語教育能力検定試験 合格率】合格率が上がっている!
みなさん、こんにちは。めがね先生です。
こちらのブログでは、日本語教育能力検定試験の解説をしてますが、
みなさんは「日本語教育能力検定試験の合格率」を知っていますか?
本ブログにて、2015年〜2019年でどれくらい合格率が上がっているのか、そしてその考察をしていきたいと思います。
日本語教育能力検定試験 合格率(2015~2019)
まずは年代別に合格率を振り返ってみます。
2019年度:28.3%
2018年度:28.4%
2017年度:25.5%
2016年度:25.0%
2015年度:22.9%
ご覧の通り、2015年から5年間で6%合格率が増加しています。
こちら受験生の増加に伴い、合格率も上がっているようです。
令和元年度には受験者が1万人を軽く超え、
11699人と過去最高の受験者数となっています。
理由はなぜだろう。
個人的には2つの理由が考えられます。
みなさんもどういった理由なのかぜひ考察してみましょう。
1 受験者のレベルが上がっているため
こちらを1つ目の理由として挙げさせていただきました。
今や各日本語教育機関や、専門学校において日本語教師養成講座が広がっています。
そして各学校の競争により高い質の試験対策が実現し、
しっかりと対策を積んできた受験者が増えているのではないだろうかと考えます。
そして、YouTubeでは無料で日本語教育能力検定試験の合格に向けたコンテンツを見ることができます。
私が現在知っている人でも10名以上はいらっしゃるので、スキマ時間でいつでもどこでも勉強ができますね。
受験者のレベルが上がりある程度の高得点を出すと、
例年の合格率に捉われずに、合格者を例年より多く出すこともあり得ると思います。
時代の変化で自分に合った方法で勉強することが容易になりました。
日々忙しい方ためにもYouTubeなどを活用し勉強できる事はとても有益だと思います。
オススメのYouTuberが知りたい方はぜひコメントくださいね!
2 本評価が絶対評価であると考えられるため
本試験の実施要項にはこう書かれています。
「日本語教員となるために学習している者,日本語教員として教育に携わっている者を対象として,日本語 教育の実践につながる体系的な知識が基礎的な水準に達しているかどうか,状況に応じてそれらの知識を 関連づけ多様な現場に対応する能力が基礎的な水準に達しているかどうかを検定することを目的とする。」
こちらの実施要項の文言をよく見ると、基礎的な水準に達しているかとあるため、
相対的に点数が取れているかではなく、問題に対してしっかり正答できていれば、合格ができるのではと考えております。
つまり、自分に合った日本語教育能力検定試験の勉強を進めて、基礎的な水準(7割程度)取れていたら、例年合格ラインだと言えるのではないでしょうか。
まとめ
2020年において当試験を合格することは、とてもメリットがあります。
国家資格となる前に、ぜひ合格しておくことをおすすめします。
当試験に合格しておく事で、国家資格を取得できる話も聞いています。
合格率が上がっている今がチャンスです!
ぜひ受験を悩んでいる方は、一歩踏み出していっしょにがんばりましょう!