めがねさん〈日本語教師〉のブログ

日本語教師を目指している方、日本語教育能力検定試験を受験する方を応援します!

国内外の日本語学習者数【2020年8月現在のデータ】

日本語教育能力検定試験を受験される方で、こんな方はいませんか?

・日本や世界には日本語学習者が何人いるの?

・もしくはどんなデータを見たらいいの?

 

そんな方のために、

日本語を勉強している人が何人いるのか。

どんなデータを見ればいいのか。

をお話しします。

そんな方のために、国内・海外の日本語学習者数のデータ」について話していきます。

 

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日本語教育に関するデータ

こちらのテーマで話をしていきます。

1 日本語教育に関するデータ

2 国内日本語学習者数、国籍

3 海外日本語学習者数、国籍

4 まとめ

まずは、参考となるデータの提示をさせていただきます。

その後、学習者数及び国籍を発表していきます。

2020年のデータとなるので、最新のデータがあれば、またブログで追記させていただく予定です。

日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 合格問題集 第3版

1.日本教育に関するデータ

試験前に必ず見ておいたほうがいいデータがこちらです!

何年かに1度は出題されますし、日本語教師としては知っておいた方がいいデータですね。

 <国内>

日本学生支援機構

令和元年度外国人留学生在籍状況調査結果

https://www.studyinjapan.go.jp/ja/statistics/zaiseki/date/2019.html https://www.studyinjapan.go.jp/ja/_mt/2020/08/date2019z.pdf

 

平成30年度日本語教育機関における留学生受入れ状況

https://www.jasso.go.jp/about/statistics/intl_student_e/2018/ref18_04.html

 

<海外>

独立行政法人国際交流基金

2018年度海外日本語教育期間調査結果

https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/dl/survey2018/all.pdf

 

※2020年8月おける最新データとなっております。

こちらの3つのデータに関する内容をお伝えします。

 

 

国内の日本語学校の日本語学習者数は、

約8万4000人です。(83811人)

 

続いて国籍の内訳(平成30年度)が、こちらです。

1 ベトナム

2 中国

3 ネパール

です。

 

国籍の内訳は、日本語学校で働いてる方にとっては感覚的にわかる人もいるかもしれません。

この問題が2019年度の検定試験にも出た問題ですね。

 

令和元年度のデータでは、

1 中国

2 ベトナム

3 ネパール

と1位、2位に変更がありました。

常に最新のデータをご確認ください。

日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 合格問題集 第3版

ちなみに4番目がスリランカ、5番目がミャンマーです。

この上位5カ国はいずれも増加傾向です。

 

次に、

令和元年度5月1日の日本語学校、大学、大学院、専門学校等を含めた留学生の総数は何人いるか知っていますか?

 

31万人です。312,214(前年比 13,234人(4.4%)増)です。

 

こういった数字も検定試験によく出題されるのでぜひ覚えておいてください。

 

教育機関につきましては全体ですと、

1 大学

2 日本語学校

3 専門学校

の順に留学生が多いです。

 

国籍の内訳が

1 中国

2 ベトナム

3 ネパール

4 韓国

5 台湾

となります。

 

先ほど日本語学校だけでは1位がベトナムでしたが、

大学、大学院等を含めると中国の方が一番多いというのも間違いやすいので、

覚えておいてください。

中国の方だと自国で日本語を勉強し、日本語学校に入らず

直接大学、大学院進学、留学する方も多いです。

 

続きまして、

海外の日本語学習者数

です。

 

2018年度が現段階の最新のデータです。

385万人です。(3,851,774人)

昨年度が約365万人です。

 

3年間で約20万人の増加ということで、

かなりの人数が増加していますね。

 

国籍でいくと、こちらです。

1位 中国 

2位 インドネシア

3位 韓国

4位 オーストラリア

です。 

詳しい学習者数は国際交流基金さんのサイトよりご参考ください。

 

あくまで調査結果で、インターネットなどで独学で学んでいる方などに関しては、含まれないので、実際にはより多くの日本語を勉強している方がいるということになります。

 

はい。今回の話は以上となりますが、最後にまとめといいますか、。注意を2点させていただきます。 

 

1つ目

こういった統計データを調べるときですが、必ず文化庁法務省国際交流基金日本学生支援機構など国の機関が発表している正式なデータを参照するようにしてください。

たまにブログ等で掲載していることもありますが、もしその人の情報が間違っていたり、パソコンでデータの入れ間違いもあったりするかもしれません。

必ず信用できるデータで確認してください。

 あとは常に最新のデータを確認しておいてくださいね。

 

2つ目

あとはすぐには覚えられないので、日を置いて何度か見返すこと、先ほど私が言った「ミヤコー」といった、語呂合わせで覚える方法。

そして一番大切なのは、暗記するというより、自分の口で誰かに言ってみて理解してもらえればと思います。もいいかと思います。 

最後までお読みいいただきありがとうございました。

 

めがね先生