日本語教師の資格【令和元年6月現在】
日本語教師の資格【令和元年6月現在】
令和2年4月23日一部改定された
令和2年6月現在の「日本語教師の資格」についてご説明します。
以下が法務省の告示基準【第1条13項】の引用です。
十三 全ての教員が,次のいずれかに該当する者であること。
イ 大学(短期大学を除く。以下この号において同じ。)又は大学院において日本語教育に関する教育課程を履修して所定の単位を修得し,かつ,当該大学を卒業し又は当該大学院の課程を修了した者
ロ 大学又は大学院において日本語教育に関する科目の単位を26単位以上修得し,かつ,当該大学を卒業し又は当該大学院の課程を修了した者
ハ 公益財団法人日本国際教育支援協会が実施する日本語教育能力検定試験に合格した者
ニ 学士の学位を有し,かつ,日本語教育に関する研修であって適当と認められるものを420単位時間以上受講し,これを修了した者
この4つです。
簡単に言うと、、、
イ 大学又は大学院で日本語教育主専攻
ロ 大学又は大学院で日本語教育副専攻
ハ 日本語教育能力検定試験合格
ニ 学士卒&日本語教師養成講座
です。
この中で、費用&期間共に効率的に取得できるのは、もちろん・・・
ハ 日本語教育能力検定試験合格
ですね。
日本語教師が国家資格となる前に、現行の法務省が認める日本語教師の要件を
クリアしたほうがいいと考えています。
なぜなら、国家資格となった時に現行の日本語教師の資格から国家資格への移行期間があると言われているからです。
もし国家資格となれば大卒はもちろんのこと、試験を受けなければならず資格取得のハードルが高くなることが予想されます。
令和2年度の日本語教育能力検定試験はコロナの影響で申し込み時期がずれており、
開催するかどうかはっきり決まっていないようです。
対策をしていただき、ぜひ試験を実施していただきたいものです。